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家の中は閑散としていて、何となくいつもと違う感じです。
・・・・・そうです。
家にいるはずの母の姿が消えていたのです。
しかも私が合宿に行ったその日にから戻っていないと言うではありませんか。
うちの両親はいつも喧嘩していたので、何となく子供ながらにハラハラしてはいたのですが、
急に居なくなるとあせるもので、その当時は本当に一生懸命探しました。
自転車で半径10キロ、賃貸マンション、アパートの宛名に見つかるはずのない母親の名前を探します。
子供心に諦められず、多い時には泣きながら1日に100件以上の表札を探す日々が続きました。
そして最後には・・・現実を受け止めます。
しばらくは言葉にならないむなしさ、寂しさでいっぱいでした。
また、当時は今ほどドラマなどで家族問題を放送するような時代ではなかったので、友達にもそういう悩みは一切言えませんでしたし、自分ではどうしようもない挫折感と空虚感を日々、感じていたのです。
そんな日々でしたが、ある地点から現実を受けとめて勉強、部活に没頭するようになります。
そういう姿勢が良かったのか!?担任の先生に、「最近頑張っているね。健を地元の県立進学高の推薦で押そうか!」という話をいただく事になります。これが中学校3年生の時の出来事でした。
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