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ホソダ興産 社長物語

大学時代(前編)

ホソダ興産 社長物語隙間をみつけては掛け持ちで仕事した。

そんなこんなで忙しい日を過ごしながらバイトにいってはバイトのまかないを食べて、帰りにはちゃっかり余った弁当をもらってきて。
また当時つきあっていた彼女が弁当屋さんで働いていたので賞味期限が切れた弁当も時々もってきてくれました。

父からは「お金を使ってもかまわないよ。」といって大学在学にかかる全費用を入学前に渡してくれました。
何百万円ものお金を渡してくれたものの、人から与えられたぬるい環境に自分が慣れると、自分自身がダメになってしまうような気がして、日々生活費を切り詰めてストイックに自分の稼ぎでやりくりするようになります。

そんな感じでしたのでバイトでは常に15万円は稼ぐようになりました。
こうなると少し中毒気味になります。

ですので、仕事が無い日でも学校が終わると職場の先輩に「今日は仕事ありませんか~。」なんて電話をして仕事があれば職場へ直行、無ければわずかな隙間の時間でできる新しいバイトを探し始めるようになります。

今考えると本当に申し訳ないんですが、そういう隙間でやった仕事というのは仕事に入る時間も少なかったのでテスト前やレポート提出時期になると、とても体一つでは間に合わなくなって「テストが忙しいから辞めます・・・・。」なんて自分勝手ながら辞めてしまった事も何度かありました。

自分で経営をするようになった今では、本当に失礼な事をしたと思います。
当時の勤務先には申し訳ないことをしました。(反省。)

ただ、そういう時間を詰込んだそのおかげで、お金は着々と貯まりました。
人間何をするにも目標が大切だと思いますが、私にもお金を貯める目標がありました。
そうです。毎月、毎月一生懸命生活費を切り詰めて賞味期限切れの弁当を食べて、バイトの弁当を持って帰ってきて食費を節減して・・・・そして目標であり念願の夢でもあり、男のロマンでもあるバイクの免許と憧れであったバイク(YAMAHA XJR400)を購入する為だったのです。

ホソダ興産 社長物語バイクを購入しました。

幸い、意外にも早く夢は実現します。
貯金して数ヵ月後、20万近く貯まったところで、ぶらっと立ち寄ったバイク屋で運命のバイクと出会います。
そして即買いしました。
その夜は、本当に天にも昇る気持ちでいっぱいでした。
バイクって男のロマンですよね。

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そして目標が一つかなえば人間、欲が出るもので次は車を買おうと意気込んでいました。

さらにその時は時給にばかり注意がいっていたので時給の良い所を探しては、
「ここは今よりも時給が50円高い。」、「あっちは時給が安い。」
・・・・なんて所をいつも見ていました。
そして仕事もたいしてできないのに目先の利益を追求した結果・・・悲劇が起こります。

以前、アルバイト先の職場には、面倒見がいい先輩が居ました。
その先輩にはみんながお世話になっていて、よく飲みに連れて行ってもらったり、ご飯をご馳走してもらいました。また仕事が無い日にもみんなで遊びにも連れて行ってもらったりもします。

そしてその先輩はその仕事以外にもいくつか仕事をしていて、そういう関係で夏休みに短期間だけ働ける人を探しているようでした。

そんな時にその先輩からこういわれます。
「俺の知っている人材派遣会社で急にお盆の時期は忙しいから短期間で仕事できる人を探しているんだよ。」
「・・・ある程度の経験が必要なんだけど、時給も1300円なんだよ。交通費は別に出るんだけど。お前やってみない!?」

私はちょうど夏休みに入る頃だったので学校も暇になります。
またバイクを買って今度は車を買おうと思っていた私は高い時給に引かれて・・・・二つ返事でOKしてしまいた。

そして翌週から紹介された仕事に行くことになります。

そのホテルというのがかわっていて「海を見ながら食事ができる。」というのが最大の売りだったので太平洋沿いの本当にへんぴな所に建っていました。

普通の人ではゼッタイ判らないようなある意味、隠れ家的場所です。

でも真夏だったこともあって潮風に吹かれながらバイク通勤もいい気分でした。
場所も海沿いだったので坂を上りきると一面に広がる水平線には毎回、鳥肌が立ちます。

また海水浴客を目当てに道路脇でスイカを売り込もうと旗振りおばさんの頑張りに、いつも癒されました。(^^)

そんなこんなでいろいろな思い出ができた1ヶ月・・・・。
無事に派遣仕事を終えることが出来ました。

“海が見えるところもゆっくりして良いなぁ・・・・、でも近いからわざわざ泊まるほどではないから食事だけでも来たら感じいいよね~。”
なんて思いながらも丸々1ヶ月ぶりに元のバイト先に戻ってまた仕事をする事になります。

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