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ホソダ興産 社長物語

大学時代(中編)

そして次に考えたのが家庭教師の派遣業です。
大学生としての利点を考えたときに、社会人と違うのは“自分の周りには大学生が溢れている”という事です。
そして各家庭でも個人指導できる先生を探している人もいるのではないかと思いました。

そういう仕事を探している学生と家庭の橋渡し役が出来れば、学生、家庭共に喜ばれます。
もちろん自分は学生だから紹介料は一切取らずにそのまま紹介すれば、ちまたに溢れる家庭教師業者を使っていた家庭にとっては、より安く先生にお願いできるし学生も直接契約だから今までピンハネされていた時給をもっと高くもらえる。私が考える上では誰もが喜ぶ仕事です。

そして、さっそく家に帰って生徒募集を呼びかける内容のビラを作ります。
学生はすぐに集められる自信もありましたので、先に家庭から生徒を募集しようと考えていました。
生徒さえ集まればすぐに軌道に乗る・・・・。当時の私は安易に考えていました。

そこで生徒を集める為に必要になるのは
「お母さん方にどうすれば知ってもらえるだろうか・・・。」
という事した。

自分は無料奉仕なわけですから広告費を使って伝えるという選択は最初からありませんでした。

そう考えたときにパッとひらめいたのはスーパーマーケットでの告知です。
私もよく自炊していたので買い物にいくと目に付く“何でも掲示板”に私のアイディアを貼ってもらおうと思いました。そして思い立ったら吉日。意気揚々と作ったビラを手に自宅から近いスーパーに行きます。
これが 私の初飛込み営業になりました。
営業はとても緊張したのですが、企画に自信があったので、手当たり次第にアタックします。

裏返る声を隠しながら、一生懸命にチラシ内容を説明します。
そして近所のスーパー8件すべてまわって即掲載していただけたのが・・・2件でした。
(後日責任者に聞いてみるという所が1件ありました。)

自分では自信があったので全部の店でOKがもらえるだろう。
まぁ、少なく見積もっても半分は大丈夫だろう・・・と勝手に思っていたのでこの結果に正直がっくり来ました。
(店の立場としてはどこの馬の骨かわからない若造が急に来ても困りますよね。逆にその件でスーパーに来たお客さんに迷惑をかけてしまう可能性があれば当然慎重になると思います。)

自分では自信があった企画だけにその結果は本当に悔しかったです。
そして近所のスーパーというスーパーは全てアタックしてしまったのでそれ以上は掲載先が思いつかず、とにかく連絡を待つことにしました。そして数日間は携帯電話がいつ鳴ってもいいように体から肌身離さず置いておきます。2〜3日は本当に毎日ドキドキしていました。
しかし電話は一向になる気配がありません。・・・・・そして2週間を越えたあたりで希望は諦めに変わりました。

掲載はしてもらうのと仕事をもらうのは別の話。
自分で営業してみて改めて仕事を取るというのは大変な事だと感じました。

そして次に考えたのは水戸駅でのゴミ拾いボランティアです。
市内で人が集まる場所といえば水戸駅です。
茨城県の県庁所在地という事で1日に15万人もの人が利用します。
そんな都市の中心的地で何か出来れば・・・・・。安易にそう思っていました。

新聞、ニュースでも「駅での忘れ物は傘が一番多い。」なんて取り上げられている位だから傘以上にゴミは山ほどあるはず・・・・。

私のサクセスストーリーはどんどん膨らみます。

また駅に行った時には実際に青い作業着を着て掃除の仕事をしている人を見たこともあったので、
これならいける!!と当然のように考えていました。

そしていざ掃除をするとなると「かってにゴミを拾うわけにも行かないだろうし、もしかしたら許可がいるかもしれない。一度、掃除をしたいと伝えるべきだよなぁ・・・・。」と思いました。
そう思ったはいいものの、まずどこに連絡したら良いのか判らずに・・・・とりあえず駅長室に行く事にしました。

水戸駅に行くと改札口の脇に「駅長室」の表示があったのですが、そこには駅員専用の入口なので、部外者の私が入るのには勇気がいります。

扉は見つけても、中に入る勇気はでてきません・・・・。

当時の私には「良い事をしたいんです!」と自信をもって駅長室に乗り込んでいく勇気も無く・・・・自分自身に言い訳をしながらも駅長室前を何度も何度も行ったり来たりしてしまいました。

そしてグルグル、グルグルと駅構内をさまよって30分も経った頃
ついに全勇気を振り絞り・・・・鉛のような扉に手をかけます。

グッと力をこめて扉を押すと・・・・・そこには長く薄暗い通路が伸びいました。
そして、その先にかすかな光が漏れています。
とりあえず、光の漏れる部屋を目指して震える足で1歩、また一歩と進みます。

そして、奥の部屋につくと制服を着た偉そうな一人のおじさんが座っているのが見えました。

そこで私は 何度も何度も繰り返しシミュレーションした言葉を、声の震えを隠すように伝えます。
「あっ・・・あのう、私、常磐大学の学生でして細田と申します・・・・。この度水戸駅の清掃ボランティアをさせてもらいたいと思いまして駅長さんにご挨拶に伺いました。」

心臓は・・・・バクバクです。(汗)

そこにいたおじさんは駅長ではなかったようでしたが、仕事の手を止めてとりあえず話を聞いてくれました。

そして自分の気持ちを精一杯伝えると深くうなずいて

「わかりました。それではこちらからご連絡させていただきますね。」

という言葉を返してくれました。

それを聞いた瞬間、“やったーーーー!”とやり遂げた感で一杯でした。

・・・
・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・帰りの足取りは羽が生えたように軽やかでした。

しかし、待っても待っても・・・・連絡は全然来ませんでした。
1週間待っても連絡が来なかったので、再度勇気を出して、駅長室に向かいます。
改札横の重い扉に手をかけ、見覚えのある薄暗い通路を抜け、奥の部屋に足を踏み入れます。

そこには女性の方が忙しそうに仕事をしていまた。

「あの、私、常磐大学の細田と申しますが水戸駅で清掃ボランティアをしたいの・・・ですが。」
1週間分の溜めていた熱意を一生懸命伝えます。

ただ、その女性も「担当者に伝えておくので・・・。」とまた後日連絡するとの答え。

そして・・・・もらえるはずの連絡はやっぱりありませんでした。

「こっちがボランティアで清掃をやるって言っているのに何でやらせてもらえないんだ・・・・・。」

悔しくて、どうしてよいのか判らなくなりついに父に相談しました。

・・・
・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・

父「ほー駅長室に行って話してきたのに連絡がない。うんうん。」

私「こっちがボランティアで清掃やるって言っているのに、清掃さえやらせてもらえないよ。連絡来ないし・・・・。これは辞めろって事なのかな・・・。」

父「うーん・・・・。諦めてはダメだよ。今まで前例がない事は時間がかかるし、それを阻む壁は多いものだよ。でも自分の信念を曲げずにやり続けてみなよ。その思いは絶対に通じるから・・・・。」

私「・・・・。」

私はその言葉を信じて再再度、駅長室に行く事にしました。

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