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ホソダ興産 社長物語

大学時代(中編)

また、私はバスケットボールサークルに所属していたのですが、気が付けば3年になっていて何かの縁でたまたま副部長に任命さる事になります・・・・。

最初は「自分達の理想サークルってどんなだろう・・・。」とか「こういう集まりがあったら楽しいよね・・・。」と部長と夜な夜な話す日が続きます。そして一つづつではありますが、その想いを着実に実現する方向へ進みました。

春には花見やバーべキュー、夏には海遊びや花火、秋には他サークルとの練習試合やボーリング大会、冬にはスキー、スノボー合宿。
とにかく思いつく限りのイベントを重ねて行きます。
部長はイベント重視、私は人事担当だったので私としては初めてこの団体に来てくれた人を逃がさない。更に継続してサークルに入ってもらえる、イベントに来てもらえる点を特に注意していました。

そしてイベント終了後には「質、人数共に次回はもっと良い企画を!」と部長と次期部長、副部長候補と一緒に夜遅くまで話し合っていました。

そうして毎月の活動回数の増加、定期的なイベント回数の増加、サークル活動後の食事+遊びの定例化、一般的な春の募集に加えて本格的な秋募集、年間を通してのPR活動などやった結果、気が付けば当初20人前後だった会員数は100人を数えるまでに大きく育ちました。

そしてある程度の大所帯になったので個人的にサークルでも水戸への足跡残しをする事にしました。
それは何気に始まったサークルの貯金から始まりまります。

私達は自分達が卒業してからも長くサークル活動を続けて欲しいとお金を貯める事にしました。
団体として定期的に活動するにはお金も非常に大切だからです。

というのも私達は比較的ゆるい集まりだったので会費が高くなれば高くなるほど「会費が高くて行けません。」と言われてしまいます。そんな中でお金を貯めるにはどうすればいいか・・・・・。とにかく頭を悩ませました。

今あるのは会員数100人という利点です。

そしていい考えが浮かびました。
そうです。イベントをする度に決まった会費を集めてとにかく安く上げる! という方向でお金を貯める事にしたのです。でも歓送迎会や飲み会、バーべキューや花見などで食べ物や飲み物が少ないと来てくれた人は不満を感じます。

“飲み会だから沢山食べようと思って腹すかせてきた・・・・。”
“今日はたっぷり飲むぞ~♪”
なんていう人に心から満足してもらわなければ次はありません。(商売と一緒ですね(^^))

そこで空腹の男子には軽食よりもおなかにしっかり溜まる吉野家の牛丼を用意したり、お酒も焼酎など格安のものから割るタイプのお酒を中心に用意しました。又、男の子は多少お酒がなくなっても女の子が居ればそんなに文句を言わないのですが女の子は食べ物、飲み物が切れては不満が残るので、甘いお酒や女性専用のお寿司など女の子にはサービス精神旺盛にいろいろな物を用意しました。

そしてサークルの飲み会に来て楽しかったと思ってもらえるように、お調子者をみつけて何か芸かコント等をしてもらいます。

そうやって喜ばれながら、イベントを楽しみにしてもらえながら、気がつけば何十万単位のお金を貯める事ができました。

そして、その貯まったお金で学校に何か寄付しよう!自分達の名前を残そう!とサークルに提案していろいろ考えた結果「ゴミ箱」を寄付することにしました。

ただ、寄贈するといっても学校側もそう簡単には寄贈させてくれません。

「風で飛んでいって壊れたらどうするんだ。」

「こんなデザインじゃ景色に合わない。」

「この大きさだと小さい(大きい)んじゃない!?」

ここでも前例が無い事は大変なんだ・・・と改めて思いました。

そしてサークルからは予算や自分達の名前を残したいという希望を吸い上げて、大学の備品管理をする管財課とも何度も交渉を重ねます。学校側のダメ出しを何度も、何度も受けながら改善、改善を続けて2度、3度、4度と話し合いをする事になります。

そして交渉を重ねた結果、なんとか無事にゴミ箱を寄贈することが出来ました。

ホソダ興産 社長物語

今も大学に残っているこのゴミ箱はある意味、私達の誇りでもあります。 (タグも自分で作りました。)

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