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ホソダ興産 社長物語

大学時代(中編)

細田「す・すいませ~ん。」

・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・

自分が何大学の誰なのか、施設の生徒に家庭教師をしたいと思ったわけ、どういう気持ちでこういう事を思ったのか・・・・・・いろいろな話を心込めて話させていただけました。
そして「是非家庭教師をやらせて欲しい!」という話をした所で

・・・・・園長先生がゆっくり話されました。

園長「・・・・・・うーん。とてもその考えはありがたいし、すばらしい事だと思うんですが子供達もここに住みながら生活しているんですよね。時期的にも思春期でして正直、なかなか難しい時期です。」

細田「はぁ・・・・・・・・。」

園長「なので、普段見慣れた先生だったら良いんですけれども、他の人を受け入れるとなると・・・・難しいかもしれません。」

細田「・・・・・・・・・。」

園長「申し訳ないです。でも、夜中に見回りをするような宿直の仕事でしたらあるんですが。そちらの人が居なかったのでそちらをやってみませんか!?」

細田「しゅ、宿直ですか・・・!?」

そんな不思議な縁で週に1回みどり園での宿直をする事になりました。

仕事内容としては夜9時頃行って施設の周りを夜10時半と11時半の2回見回り、鍵の戸締り確認という仕事でした。 この仕事はもし、火事や災害があった時はそれを手助けするというようなある意味“もしも・・・・に備えた”仕事です。

「家庭教師という教育的な後押しは出来なかったけれども、養護施設とは何かしらの関わることが出来たんだ・・・。」

私は実家に帰ったときに親父に報告します。

父「そうか、じゃあ良かったね・・・・。」

私「そうだねぇ・・・。例え良い事だとしても相手が望まない事、相手が欲しいタイミングになっていないとこちらが希望してもダメな時もあるよね・・・。」

父「そうだよね・・・・・・・。そういうのってあるよね。でも良かったじゃない。何かしらの協力が出来て。」

わたしもいろいろ動いてみて、ゴミ拾いもそうでしたが良い事をするだけでも大変な事なんだ・・・と心底実感していました。

良い事だとしても前例が無ければやらせてもらえない。良い事だとしても“もしも”のリスクを考えるとやらせてもらえない。
立場がある人ほど先々の事を考えればそういう気持ちになるのもわかります。世の中は先々まで考えると難しいです。

父「あとはさ・・・・・・・。」

最近、慣れない事をしてちょっとぐったりしている自分には一瞬、私は嫌な予感がします。

父「あとは・・・・・、そういう子供達にパソコンあげたらどうだ!?」

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