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ホソダ興産 社長物語

大学時代(後編)

そんな安易な一言で私の就職活動が終わった後に待っていたのは連日による清掃作業の日々でした・・・・。
会社が休みのとき仕事があれば社員に代わって自分が出る。(ウィークリーマンションの出入りの清掃等は結構毎日あるんです。) 会社がやっている時も社員が出ているからもちろん自分もでる。 それに加えて2、3月には賃貸アパートの出入りの部屋の清掃もやったので体はボロボロ、気持ちもぐったりした日々はしばらく続く事になります。

そうやって仕事をしながら自分で計画を立ててきちんと仕事をこなしていく事はこんなにも大変な事なのかと改めて思いました。
ただアパート清掃は水戸の不動産屋でバイトをやった事があったので、手際よくできたのが唯一の救いでした。

そんな一生懸命な生活の中で、会社の経理システムを作ってくれる筑波大学の院生と出会うことになります。

その人は博学なのでいろいろな事を知っているし、とにかく話していると本当に楽しくて為になる話をしてくれます。そういう人と会う事によって“自分と違った道を進んできた人と話す面白さ”を再発見できました。

今、思えばバイト先で出会った友達は香川、名古屋、栃木や宮城の人でした。

教育実習の一環で介護体験で知り合った茨城大学の人は石川県、友達のつてで気球に乗りに行った人は静岡・・・・。

気が付けば友人は全国区でした。
彼らは地元にずっといた自分とは全然違った文化や生活環境、地域情報、価値観をもっていたんです。そんな沢山の人が縁があって大学生活という短い時間を過ごす為に茨城に来てくれているんです・・・・。それって凄い事じゃないですか!?

そういう点で考えると私が在籍していた常磐大学は県内の人が7割というスーパー地元校でした。

なので現況で同世代の県外出身者と会うには水戸唯一の国立大学である茨城大生と仲良くなる位しか方法がありませんでした。

そして
「 全国から期間限定で来てくれている人達が沢山いるのにいろいろな討論会、情報交換をしないなんてもったいないっ!」
と日に日に強く思うようになります・・・・。

そして・・・誰かが茨城県内の大学間の交流をしていないかをインターネットで調べてみる事にしました。

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東京であれば大学間距離が近い為にそういう大学間の交流会があったのですが、茨城県内の大学生間の交流なんて・・・・まったくありません。(^_^;)

せっかく縁があってそういう楽しさを知る事が出来たのに・・・・・諦めるしかないのか。
いや、絶対に諦めたくない・・・・・・。無いならば自分で作るか・・・・。

こうして茨城県内の大学生同士の交流会を作ることを決意します。

そうはいっても自分の周りには地元の友人、バイトで知り合った茨城大学の友人、仕事で知り合った筑波大学の先輩しかいませんでした。

茨城県内にはこの他に県立医療大学、茨城キリスト教大学、流通経済大学、筑波技術大学、筑波学院大学、つくば国際大学の6校があります。 これらの大学をみんな集めて交流会できたらこれ以上に楽しい事はありえないと思っていました・・・。

そしてまず、交流会実現の為にどうしたらいいのかゼミの先生に異業種交流会についての相談をしに行きました。
熱弁が効いたのか!?先生は親身に相談に乗ってくれて、まず読むべき本や人に訴えかけるビジョン、人のマネンジメントについていろいろアドバイスをくれます。

更には隣の学部にマーケティングで有名な先生がいたのでその先生にもアドバイスをもらいに行きました。

それと同時にインターネット上でホームページを持つ各大学のサークルや文化部、自治会や研究室にメールを送ります。

先生からもいろいろなアドバイスをもらいながらも“自分がやりたい事”を突き詰めながら企画書を書く日は続きます。慣れない自分探しは完全には消化しきれず・・・・それに追い討ちをかけるように約200通ほど書いたメールの返事も前向きな良い返事は1通ももらえませんでした。

しかし、それでも諦めずに北は日立の茨城キリスト教大学から南は流通経済大学まで1校、1校訪問しては「私は茨城の大学間交流会がどうしてもやりたい。」とそこで出会った人にアタックしに行きます。まず狙ったのは大学のサークルをまとめている自治会といわれる所でした。

「自治会という所にいる人はいろいろなサークルをまとめている位だから前向きで発展的な人が居るに違いない・・・。」

安易な考えが浮かびます・・・・。

飛込みで茨城キリスト教大学に行き、流通経済大学では自治体の人の前で異業種交流会のプレゼンテーションをさせてもらい、県立医療大学ではグランドでトンボをかけている学生に声を掛けて、つくば国際大学ではバレーを練習していた学生にアタックし、筑波学院大学では何とか友達のつてで会ってもらう予定を組んでもらいました。筑波技術短大ではメールで返信があった人に話をつけて・・・・・・何とか県内の各大学で連絡を取れる人を作っていきました。

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